「美人伝心」という本を買った。
自分の生き方をしっかり持つ女性、15人のインタビューを本にしたもの。女性の美しさや、アンチエイジングがテーマ。
この手の本は、内容が薄いものが多いので、最近読まないんだけど。何故、手にとったかといえば、憧れの鍵田真由美さん(フラメンコ舞踊家)のインタビューが載っていたから。
そう、映画「東京タワー」の中で、喜美子さんが通っていた教室の先生で、フラメンコシーンの冒頭で踊ってる方です。私がフラメンコをはじめたきっかけは、この方と、夫の佐藤さんなんですね〜。
で、鍵田さんのインタビューを立ち読みして、すごく素敵だったので、即買った、というわけ。
全部は読んでないんだけど、何か、とても清々しい本だな、って印象でした。著名人を扱う本の割に、うるさくない。
全部読んで、誰をかっこいいと思うかは、後のお楽しみ。これ、結構ワクワクなんだ〜。
とりあえず、素敵と思った、鍵田さんのこと。
・コンプレックスのふた
フラメンコをはじめると、みんな綺麗になっていくらしい。それは、自分に自信が持てるようになってくるから。
踊りのテクニックが上がってるのを実感すると、「太ってる」とか、そういうコンプレックスのふたが開いて、その人らしい堂々とした美しさになるんだと。
これ、私の実感としてあります!!だから、ビックリした。
技術はまだまだ覚束なくて、こんな事言うのは恐縮なんだけど…。私にも顔が変わった実感があって。やっぱり、本当だったのね!…本当に、美容整形したレベルで。正確に言うと、顔は変わってなくて、変わったのは表情なんだけど。
コンプレックスだらけで、自信がなかったけど、今は自分に自信があるんだ。どんな顔でも、どんな服でも、自分を恥ずかしいとは思わない。出来ない自分に腹は立つけど、自分を見放すことはなくなったかな。
初心者レベルでこれだから、数年後、私はどんなスーパーレディになってるかな?
楽しみ♪( ´θ`)ノふふふー♪( ´θ`)ノ
じゃなくて、鍵田さんの話。
・鏡が邪魔
コンプレックスの魔法が溶けて、自分を好きになると、鏡が好きになる。でも、そこに満足しないで、さらに奥にあるものを見つめて欲しい、と。
「鏡に映る自分を透かしたところにあるもの」…これ、フラメンコ以外の世界で、私が貰った言葉と、同じ事を言ってる。
鏡を通して、自分の足りないところを認めて、自分を磨いていく。
私の中で、色んなものが繋がりました。踊るのも、身体だけじゃなく、心を磨く修行なんだね。
・日々のルール
鍵田さんは、レッスンに来た生徒たちに、「上手くなろうと思わないでね。疲れていても、背筋を伸ばして帰ってね」と、言うそうです。人間丸ごとが綺麗であってほしいから。
「命をもらって、この世に出てきた以上、いきいきと美しい身体と心でいることは、私たちの務めだと思う。」
この哲学、すごくかっこいい!!
あと、すごいと思った鍵田さんの日常。
一日の終わりには、衣装の手入れと洗濯。
そうして一日をリセットして、朝食をしっかり食べる。
いつも笑顔でいたいから、お化粧は笑顔でする。
…そう、私と真逆です(笑)。朝もあんまり食べなけりゃ、いつも怒っていて、リセットなんて全然出来てないから。だらしないしね。…みんな知ってると思うけど(笑)。
これは、修行ですね(笑)。
・経験の積み重ね
どん底の悲しい経験も、爆発するくらいの幸せも、経験していない、という鍵田さん。
「でも、毎日の小さな経験の積み重ねというのは、ものすごい体験をしたのにも匹敵するぐらいのものを、自分の中に蓄積させてくれているんじゃないかしら」
これは、すごい。目から鱗でした。普通な私の人生に、安心したというか。私の中にない発想でした。世界がひとつ、広くなったかな。
以上。今までのインタビューで、物静かな方、というイメージだったけど、凛としていて、自制心があって、とても素敵な方だなーと、ますます憧れました。一度、舞台で踊る鍵田さんを見に行きたいな。来年の誕生日には、ハードくんに、鍵田さんの舞台をねだろうかしら(笑)。
なりたい人が、また増えました。傾向として、私は「自分を律する事ができる人」に惹かれるようです。シンプルに凛としていて、美しい人というか。そういう傾向がわかるのも、面白いよね。